佐久市で新しく設計事務所を開設する方法

長野県東部に位置する佐久市。2005年には人口10万人を超え、特に市街地を中心に移住者が増えています。市内の土地平均価格は、同規模の自治体と比べて比較的リーズナブル。自家用車が必須の地域も多く、戸建てでも駐車場の広さを確保できる住宅が多い印象なので、新築戸建てを考えている人も多いかもしれませんね。
この記事では、そんな佐久市で設計事務所を開設する方法についてお話します。

設計事務所の業務内容とは?

設計事務所とは、建築士が住宅などの建築物の設計図を作成したり工事申請や監査を行う会社のことです。個人事業主として建築士個人が設立していたり、複数の建築士が所属している場合があります。
依頼者の要望に沿った建築物のイメージを設計に落とし込み、快適さやデザイン性などを総合的にかたちにする専門的な知識と経験、センスが求められます。

佐久市で設計事務所を開設するには?

今回は、佐久市で個人事業主として建築事務所を開設する方法を紹介します。
建築士として独立するには、建築士事務所登録が必要です。登録にあたっては、まず「管理建築士講習の受講」「事務所の確保」などを済ませた上で、税務署に開業届を提出。その後、登録申請書や業務概要書、建築士免許証写しなどの必要書類を「建築士事務所協会」に届け出ます。佐久市の場合は、長野県建築士事務所協会で手続きが可能ですよ。審査が認められれば晴れて事務所の登録が完了し、設計事務所としての第一歩を踏み出せます。
法人として開設する場合も大まかな流れは同じですが、別途法人登記の手続きが必要になるので注意しましょう。

設計事務所では依頼者との密な関わりが可能

佐久市には設計から工事まで一貫して依頼できるハウスメーカーもありますが、地域に根ざした設計事務所も多い印象です。建築士の個性や感覚を存分に活かすことができるので、よりオリジナリティのある家を建てたい人におすすめです。依頼者と密にイメージ共有ができ、満足度が高いという声も。建築士として新たなキャリアを積みたい人はぜひ参考にしてください。