訪問介護は未経験者でも働けますか?

人の役に立つ仕事がしたい

利用者の家に訪れて介護にあたる「訪問介護」。介護を受ける方法には、色々とあります。ベストなやり方は、介護設備や施設が整っている事業所に通うことでしょう。しかし利用者にとっては、大きなストレスになる場合も。でも訪問介護であれば、住み慣れた家で介護を受けることができます。
では訪問介護の仕事に就くには、どうすれば良いのでしょうか。取り上げます。

宇都宮の訪問介護のケース!条件とは?

宇都宮にある訪問介護の事業所では、正社員やパートの募集がかかっていました。正社員の場合、介護福士かヘルパー1級の資格が条件。介護福祉士になる方法は、主に実務経験・養成施設・福祉系高校の3つがあります。どういうルートで勉強するにしても、避けて通れないのは国家試験。国家試験は誰でも受けられるわけではなく、条件をクリアするのが大前提です。
例えば実務経験ルートで試験を受ける場合、最低でも3年以上の実務経験が必要です。介護福祉士の資格は、誰でも簡単に取得はできないのです。

資格が絶対必要

資格を持っている人であれば、訪問介護で一度も働いたことがない人でも勤務は可能です。ただ、資格もない未経験の人が働くのは実質不可能。訪問介護にあたるさいには、ありとあらゆる介護の知識と経験が求められます。未経験のまま足を踏み入れるのは、事業所だけでなく利用者にも迷惑がかかります。
そこで目をつけたいのが、介護職員初任者研修です。介護についての基礎や技術を勉強するのが「介護職員初任者研修」。130時間みっちり勉強した後に修了試験に合格すれば、介護士としてのキャリアがスタート。研修が終われば、パートとしてなら訪問介護で働くことができるでしょう。

介護職員初任者研修なら誰でも受けられる

なお介護職員初任者研修を受けるにあたり、年齢や学歴は問いません。また介護職員初任者研修を受けたからとはいえ、福祉関係の資格が取れるわけではないのです。
訪問介護で働けたとしても、ステップアップをしなければ意味がございません。スキルアップに繋げられるかどうかは、ご本人の意思にかかっています。