広島でも大活躍!広島県の鳶組合の活動について解説!鳶の資格についても紹介

広島県では、様々な場所で建設工事が行われています。建設会社も広電建設株式会社のような大手ゼネコンが多くと存在し、そんな工事現場で活躍する専門職の一つに鳶がいます。今回は、鳶職をまとめる広島の業界団体について解説しましょう。このほか、鳶の資格についてもどのようなものか紹介します。

広島の鳶の業界団体とは?

広島には鳶土木事業者などの社会的、経済的地位の向上を目的とした団体があります。ここでは、鳶の待遇改善や技術の更新などの活動を行っているのが特徴です。待遇改善としては、元請けの会社と不利な契約にならないようにするための対応や行政への陳情といった業務があります。一方で技術の更新として講習会の開催や技能五輪選考会の開催といったイベントを実施し、広島における鳶の技術向上を目的に活動しているのも特色です。一般の建設会社や個人事業主などが加盟し、鳶のための活動を日々行っています。

鳶の資格「とび技能士」免許とは?

鳶は国家資格があります。それがとび技能士免許です。この資格は、1~3級があり、1級が最も高いランクの免許です。具体的には筆記と実技が実施されており、それらの試験をパスすることで資格が受け取れます。まず、筆記については鳶の基礎的な知識を学ぶことが必要です。一方、技能については実際に小屋の組み立てや運搬作業、さらには目測といった事も行われます。目測は重量をサイズで把握し、手計算で判断するといった能力が求められます。いずれの資格も事前に専門の練習をしたり、学習をしておかないと免許取得は困難です。

鳶職の三種の神器資格とは?

鳶職の業務で特に頻度の多い作業に関する作業が三種の神器と呼ばれることもあります。まず、玉掛けの資格として玉掛け技能講習や玉掛け特別教育が代表的です。玉掛けはクレーンに荷物などを接続する作業で技術が求められます。次に足場の組み立て等作業主任者技能講習は、足場を組み立てるための重要な資格です。最後が建築物等の鉄骨組み立て等作業輸入者技能講習が挙げられます。これは、鉄骨を組み立てるための重要な資格であり、鳶職になくてはならない資格です。