高松市で行政書士として独立するには?開業の流れも解説

高松市は香川県の県庁所在地であり、人口40万人を超える地方都市として知られています。市内には60件近くの行政書士事務所があり、ここ10年で開設された事務所も多い印象です。
そこで今回は、高松市で行政書士として独立を目指す人に向けて、手続きの流れなどを解説します。

行政書士として独立するメリットやデメリットは?

行政書士として独立するメリットは、会社に縛られずに業務ができることです。独自のルールや出勤時間に合わせず、自分の働きやすさを優先することができます。また、雇用されている場合の年収はおよそ500万前後ですが、スキルや実績を伸ばしていけば収入アップも見込めます。
反対にデメリットをあげるとすれば、経営者として実務以外の仕事をこなす必要があることです。また、継続的に仕事をもらうには顧客との信頼関係も必須です。「あなたにお願いしたい」という、他の事務所にはない魅力やスキルづくりが大切になるでしょう。これらは会社員時代の実績も影響しますが、独立後も試行錯誤しながら経験を積んでいくことで解消されるかもしれませんね。

高松市で行政書士事務所を開業する流れ

高松市で行政書士事務所を開業するには、香川行政書士会への登録が必須です。その際には事務所の名称や所在地が必要なので、事前に決めておきましょう。無事に事業所登録が済んだら、行政書士会の入会式に参加できるようです。また、管轄税務署への開業届も忘れずに提出しておいてくださいね。
これらの手続き自体はあまり難しくありませんが、事業を始めるにあたっての準備も必要です。同業者に挨拶状を配布したり、ホームページや名刺の作成も事務所の信頼づくりには大切なことです。丁寧な周知・集客ができるかどうかも長く事務所を続けるためには重要なポイントといえるでしょう。

地域に根差した行政書士事務所としてスキルを磨こう

繰り返しになりますが、事業を成功させるには顧客や関係機関との信頼関係が大切です。目先の仕事や収入にとらわれるよりも、この地域でできることを考えながらコツコツと実績を積んでいけると良いでしょう。そのなかで、自然と自分の強みや魅力も磨かれていきます。
行政書士として独立を考えている人の参考になれば幸いです。