放置自転車は業者に頼もう

自治体だけで限界がある放置自転車

放置自転車の対応は、自治体がすすめています。迷惑な放置自転車を回収し、一時的に保管所へ保管。時期が来たら処分という形になります。しかし放置自転車を回収して保管するだけでも、かなりの値段がかかるのは否めません。現実問題、税金がかかっているのです。
また自治体ができる範囲に、限りがあります。自治体は出来る限りの対応を講じているものの、100%ではありません。そこで利用したいのが、回収業者です。

無料で回収してくれる業者もある

放置自転車を回収してくれる業者は、日本全国各地にあります。業者にもよりますが、回収の代金を無料としている所もあるほどです。「10台~20台クラスの放置自転車がないと対応してくれない」という声もあるでしょうが、問題ございません。1台だけの放置自転車でも、きっちり回収してくれます。
放置自転車で困っているのならば、まずは業者に連絡です。連絡方法は電話やメールがメイン。メールならば、24時間365日受け付けています。業者側と回収日時を打ち合わせ。両者の都合がつけば、回収へと移ります。

本当に必要としているところへ

業者が回収した放置自転車は、「中古自転車」として販売されます。業者によっては修理をした上で、海外にて中古自転車として販売します。
「自転車ぐらいドコの国でも売っているだろう」という意見もあるでしょう。確かに自転車は、世界中で売られていますのは事実です。しかし中には、高嶺の花状態になっている所もございます。日本で例えたら高級外車のような、感覚です。でも中古自転車であれば、手軽に購入できるでしょう。

自転車は命綱

国によっては、鉄道が全く発達していない所もございます。日本のような鉄道システムは、レア中のレアです。交通機関が発達していない国にとって、自転車は命綱そのもの。迷惑な放置自転車ですが、必要な人にとっては必要なものです。
そのまま道端に放置しているぐらいならば、本当に必要としている人に渡った方が確実です。良いものを長く使う文化が根づいている国ならば、自転車も喜ぶでしょう。